歯医者に行きたくない…よくある言い訳とその本音を歯科医師が正直に解説
「忙しくて時間がない」「痛くなったら行く」「お金がかかりそう」歯医者に行かない理由は誰でも一度は考えたことがあるはずです。でも、その「言い訳」の裏には、実はもっと深い本音が隠れていることが多いとされています。この記事では、よくある「歯医者に行きたくない言い訳」をひとつひとつ正直に取り上げながら、歯科医師の立場からリアルにお答えします。
① 「忙しくて時間がない」
Q-仕事や育児が忙しくて、歯医者に行く時間がなかなか取れません。
A- 最もよく聞く言い訳のひとつです。でも少し考えてみてください。定期検診は1回30分〜1時間程度で完了することがほとんどです。一方、虫歯・歯周病が進行してからの治療は、何週間にもわたって何度も通院が必要になります。
「今は忙しいから行けない」が続いた結果、「治療で何度も通わなければならない状態」になってしまう。これは多くの方が経験している悪循環です。
忙しい方へのご提案
- 土曜・日曜・夜間診療を行っている歯科医院を選ぶ
- 定期検診をスケジュールに組み込む(3〜6か月ごとに予約を入れておく)
- 早期発見・早期治療で通院回数を最小限にする
「忙しい今」に30分使うことで、「もっと忙しくなってから何時間も通う」状況を防げることがほとんどです。
② 「痛くないから大丈夫」
Q-特に痛みもないし、しみることもないので、行かなくていいかなと思っています。
A- これは最も危険な言い訳かもしれません。虫歯も歯周病も、初期〜中期段階ではほとんど痛みがないという特徴があります。
「痛くなってから歯医者に行く」というのは、「火事が起きてから消防署に電話する」のと同じです。痛みが出たときにはすでにかなり進行していることがほとんどで、治療が大がかりになりやすいとされています。
「痛くないのに受診」が大切な理由
- 虫歯はC1〜C2段階(痛みがない時期)での発見が最も治療が簡単
- 歯周病は末期まで痛みが出ないことが多い
- 「痛みがない=健康」ではなく「痛みがない段階で発見できれば最善」
③ 「お金がかかりそう」
Q-歯医者はお金がかかるイメージがあって、なかなか足が向きません。
A- 実は逆です。定期検診・早期治療のほうが、圧倒的に費用が少なくて済むとされています。
治療段階別の費用イメージ(保険適用の場合)
| 状態 | 治療内容 | 費用の目安(3割負担) |
|---|---|---|
| 定期検診・クリーニング | 検査・クリーニング | 2,000〜3,500円程度 |
| 初期虫歯(C1〜C2) | 削って詰める | 2,000〜5,000円程度 |
| 神経の治療(C3) | 根管治療 | 10,000〜20,000円程度 |
| 抜歯後の補綴 | 入れ歯・ブリッジ | 数万円〜 |
| インプラント | 自由診療 | 30〜50万円程度/本 |
「お金がかかりそうだから行かない」→「もっとお金がかかる状態になった」これが放置の本当のコストです。
④ 「歯医者が怖い・痛いのが嫌」
Q-子どもの頃のトラウマがあって、歯医者に行くのがどうしても怖いです。
A- これは「言い訳」ではなく、れっきとした理由です。歯科恐怖を抱えている大人は全体の15〜20%程度いるとされており、決して珍しいことではありません。
ただ、現代の歯科治療は以前と比べて大きく進歩しています。
現代の歯科医院の痛みへの対応
- 表面麻酔:注射前にジェル状の麻酔を塗り、針の痛みを最小化
- 電動注射器:一定の速度で注入し、圧力による痛みを軽減
- 笑気吸入鎮静法:リラックスガスで不安・恐怖を和らげる
- 患者さまのペースに合わせた治療:ストップサインを決めていつでも中断可能
「怖い・不安がある」と正直に伝えることで、より丁寧な対応をしてもらえる歯科医院がほとんどです。
⑤ 「久しぶりすぎて恥ずかしい」
Q-何年も行っていないので、怒られそうで恥ずかしくて行けません。
A- 歯科医師から怒られることはまずありません。「こんな状態になるまで…」と責める歯科医師は、患者さまが二度と来なくなるだけで、誰の得にもならないことをよく知っています。
実際、「何年ぶりかわからないくらい久しぶりです」という方は毎日のように来院されています。久しぶりの方に対しては「来てくださってよかった」という気持ちで対応している歯科医師・スタッフがほとんどです。
久しぶりに行く際のコツ
- 「何年も行っていなかった」と正直に伝えるだけでOK
- 「まず状態を確認してほしい」という気持ちで行けば十分
- いきなり全部治そうとせず、まず現状把握から始めてもらう
⑥ 「どうせまた虫歯と言われる」
Q-行っても虫歯だと言われるのがわかっているので、行きたくないです。
A- 気持ちはよくわかります。でも、虫歯があるとわかっているなら、それはむしろ今すぐ行くべき理由です。
虫歯は自然に治ることはなく、時間とともに確実に進行します。「どうせ言われるから行かない」は「火事が起きているのに、消防車を呼ぶのが恥ずかしいから待つ」のと同じ状態かもしれません。
「どうせ虫歯」という方へ
- 早いうちに治療すれば、削る量・治療回数が最小限で済む
- 「虫歯を治す」のではなく「これ以上悪化させない」ために行く
- 治療後に定期検診を習慣にすれば「どうせ虫歯」にならなくなる
⑦ 「近くにいい歯医者がわからない」
Q-どの歯医者が良いかわからないし、外れたら嫌なので行けていません。
A- 歯科医院選びに悩む気持ちはよくわかります。ただ「良い歯医者を探す時間」より「行かない時間」のほうが、歯にとって確実にダメージになっています。
歯科医院の選び方の目安
- 説明が丁寧か:何をするか・なぜするかをわかりやすく説明してくれる
- 痛みへの配慮があるか:表面麻酔・電動注射器などを使っている
- 話を聞いてくれるか:こちらの不安・要望を受け止めてくれる
- 清潔感があるか:院内・器具の清潔さに気を配っている
- 口コミ・評判:地域での評判・Googleレビューも参考に
「完璧な歯科医院」を探し続けるより、まず一歩踏み出すことが大切です。
⑧ 「子どもの付き添いで行く暇がない」「自分のことは後回しでいい」
Q-子どもや家族のことで精一杯で、自分の歯のことまで手が回りません。
A- 特にお子さまをお持ちの親御さんからよく聞く言い訳です。でも少し視点を変えてみてください。
親御さんのお口の中の虫歯菌(ミュータンス菌)は、唾液を通してお子さまに感染するとされています。親御さん自身が歯の健康を保つことが、お子さまの虫歯予防にも直結します。
また、自分の健康を後回しにし続けることで、将来的に大がかりな治療が必要になり、かえって時間もお金もかかってしまうことになります。
「家族のために自分を後回しにする」のではなく、「家族のためにも自分の健康を守る」という視点に変えてみてください。
⑨ 「行こうと思っているけど、なかなか予約できない」
Q-行こうとは思っているのですが、予約のタイミングを逃してしまいます。
A- 「いつか行こう」は一番危険な言い訳かもしれません。「いつか」はなかなか来ないからです。
今すぐ予約を入れるための方法
- この記事を読み終わったら、すぐに予約する(後回しにしない)
- WEB予約を使えば、診療時間外でも24時間予約できる
- 次回の予約を受診のときに入れてしまう(帰るときに次を決める)
⑩ 歯科医師から正直に言います
長年歯科医師として多くの患者さまと向き合ってきた経験から、正直にお伝えします。
「行きたくない言い訳」はどれも気持ちとしてよく理解できます。でも、どの言い訳も時間が経つほど「行かなかったことのツケ」が大きくなっていきます。
歯を失うことは、食事・会話・見た目・全身の健康に大きく影響します。そして一度失った天然の歯は、二度と戻りません。
「行こうかな」と思ったそのタイミングが、一番行くべき瞬間です。
⑪ 海老名・厚木のたんぽぽ歯科からのメッセージ
たんぽぽ歯科(海老名・厚木)には、「何年ぶりかわからない」「怖くてずっと行けていなかった」「久しぶりすぎて恥ずかしい」という方が毎日のようにいらっしゃいます。
どんな言い訳があっても、どんな状態でも、責めることなく丁寧にお迎えします。「まず話だけ聞いてほしい」「口の中を見るだけでいい」そんな段階からでも大歓迎です。
土曜・日曜の診療も行っておりますので、平日が忙しい方もお気軽にご予約ください。スタッフ一同、笑顔でお待ちしています😊
こんな方はぜひご来院ください
- 何年も歯医者に行っていない
- 怖くてなかなか踏み出せない
- 久しぶりすぎて恥ずかしい
- 忙しくていつも後回しにしてしまう
- まず状態だけ確認してほしい
ご予約はこちらへ WEB予約|海老名、厚木の歯医者『たんぽぽ歯科』


