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歯科の定期検診は保険が使える?何ヶ月ごとに行けばいい?歯科医師が徹底解説

「定期検診って、保険で受けられるの?」「何ヶ月ごとに行けばいいの?」——そんな疑問をお持ちの方は多いかと思います。実は、歯科の定期検診は条件を満たせば健康保険が適用されることがほとんどです。この記事では、定期検診の保険適用のしくみ・受診の頻度・内容・メリットについて、海老名・厚木の歯科医師がわかりやすくお伝えします。


① 歯科の定期検診は保険適用される?

Q-歯科の定期検診は健康保険が使えますか?

A- はい、歯科の定期検診は基本的に健康保険が適用されます。「定期検診=自費(保険外)」と思われている方もいらっしゃいますが、歯の検査・歯石除去・クリーニング(歯科医師や歯科衛生士による処置)などは、保険診療の範囲内で受けられることがほとんどです。

ただし、一部の施設が提供する「審美目的のクリーニング」や「ホワイトニング」などは保険適用外となる場合があります。受診前に確認しておくと安心です。

保険適用になる主な内容(目安)
内容 保険適用
口腔内の検査・診断
レントゲン撮影
歯石除去(スケーリング)
歯科衛生士によるブラッシング指導
フッ素塗布(う蝕リスクが高い場合など) 条件による
審美目的のクリーニング・ホワイトニング ×

② 何ヶ月ごとに行けばいいの?

Q-定期検診は何ヶ月ごとに受けるのが望ましいですか?

A- 一般的には3〜6ヶ月ごとが目安とされています。ただし、お口の状態・虫歯や歯周病のリスク・生活習慣などによって適切な間隔は異なります。歯科医師と相談しながら、自分に合った頻度を決めることが大切です。

リスク別の受診頻度の目安

【3ヶ月ごとが向いている方】
  • 過去に虫歯や歯周病の治療経験がある方
  • 矯正中・インプラントをお使いの方
  • 唾液が少なくお口が乾きやすい方(ドライマウス)
  • 歯ぎしり・食いしばりがある方
  • 喫煙習慣がある方
  • 妊娠中・妊娠を希望されている方
【4〜6ヶ月ごとが向いている方】
  • 虫歯・歯周病のリスクが比較的低い方
  • セルフケアをしっかり行っている方
  • 定期検診を長期間継続されている方

お口の状態は人それぞれ異なります。「何ヶ月ごとが正解」という一律の答えはなく、歯科医師の診断をもとに判断することが大切と考えています。


③ 定期検診では何をするの?

Q-定期検診の内容を教えてください。何をされるのか不安で…

A- 定期検診は「悪くなってから治す」のではなく、「悪くなる前に予防する」ための大切な機会です。痛みを伴う処置はほとんどなく、多くの方が「思ったより楽だった」とおっしゃいます。

たんぽぽ歯科の定期検診の流れ(例)

STEP 1 | 口腔内チェック・検査 歯と歯茎の状態を視診・触診で確認します。必要に応じてレントゲン撮影を行い、自分では気づきにくい初期の虫歯・歯周病の変化を確認します。

STEP 2 | 歯周ポケット検査 歯と歯茎の間の溝(歯周ポケット)の深さを測定します。歯周病の進行度を把握するために重要な検査です。

STEP 3 | 歯石除去(スケーリング) 歯ブラシでは取り除けない歯石(歯垢が固まったもの)を専用の器具で除去します。歯周病の予防・改善に直結する処置です。

STEP 4 | プロフェッショナルクリーニング(PMTC) 歯科衛生士が専用の機器を使い、歯の表面の汚れ・着色・バイオフィルムを丁寧に除去します。セルフケアでは落としきれない汚れをリセットできます。

STEP 5 | ブラッシング指導・アドバイス 普段のブラッシングの癖や磨き残しを確認し、一人ひとりに合った正しい磨き方をお伝えします。

STEP 6 | フッ素塗布(必要な場合) 歯の再石灰化を促し、虫歯への抵抗力を高めるフッ素を塗布します。


④ 定期検診に通うメリットは?

Q-定期検診に通うと、どんなメリットがありますか?

A- 定期検診の最大のメリットは「早期発見・早期治療」です。虫歯も歯周病も、初期段階で発見できれば治療の負担が大幅に少なくなります。また、定期的なクリーニングで歯の表面を清潔に保つことが、全身の健康維持にもつながる可能性があるとされています。

定期検診を続けることで期待できること

✔ 虫歯・歯周病の早期発見 自覚症状が出る前の変化を歯科医師が発見できる可能性があります。初期の虫歯はほぼ削らずに対処できることも多いです。

✔ 治療費・治療期間の軽減 悪化してからの治療は、費用も期間も大きくかかる傾向があります。定期検診で「小さなうちに対処する」習慣が、長い目で見て節約につながることも多いとされています。

✔ 歯を長く残せる可能性が高まる 8020運動(80歳で20本以上の歯を残そう)の達成者の多くが、定期的な歯科受診を習慣にしていたとされています。

✔ 全身の健康にも影響する可能性がある 歯周病と糖尿病・心疾患・誤嚥性肺炎などの関連が研究で報告されています。お口の健康を保つことが、全身の健康リスクを下げることにつながる可能性があると考えられています。


⑤ 「歯医者は痛くなってから行くもの」は損かもしれません

多くの方が「歯が痛くなってから歯医者に行く」という習慣をお持ちかと思います。しかし、歯の痛みが出るころには、すでに虫歯や歯周病がかなり進行しているケースが多いとされています。

歯科先進国と呼ばれるスウェーデンやフィンランドでは、定期的な歯科検診が文化として定着しており、国民の歯の健康寿命が長いことが知られています。日本でも近年、予防歯科への意識が高まってきていますが、まだ「痛くなってから」という方が多いのが現状です。

定期検診は「歯医者が儲けるための制度」ではなく、患者さまご自身の歯と健康を守るための仕組みです。ぜひ、予防という視点で歯科医院と長くお付き合いいただけますと幸いです。


⑥ よくあるご質問(Q&A)

Q-定期検診は子どもも保険で受けられますか?

A-はい、お子さまの定期検診も健康保険が適用されます。乳歯のうちから定期的に通う習慣をつけることで、永久歯の健康にもつながります。また、歯科医院に慣れることで「歯医者嫌い」の予防にもなります。

Q-最後に歯科に行ったのが数年前でも大丈夫ですか?

A-もちろん大丈夫です。久しぶりの受診の方も、スタッフが丁寧に対応いたします。まずは現在の状態を確認するところから始めますので、どうぞお気軽にご来院ください。

Q-定期検診の費用はどれくらいかかりますか?

A-保険適用の場合、3割負担の方で概ね2,000〜3,500円程度が目安となることが多いですが、処置内容・レントゲン撮影の有無などによって異なります。詳しくは受診時にご確認ください。

Q-妊娠中でも定期検診を受けられますか?

A-はい、受けていただけます。妊娠中は女性ホルモンの影響で歯茎が腫れやすく、歯周病が悪化しやすい時期とされています。安定期(妊娠5〜7ヶ月ごろ)を中心に、定期的なお口のケアをおすすめしています。


⑦ 海老名・厚木のたんぽぽ歯科からのメッセージ

「痛くないのに歯医者に行くのは気が引ける」——そうおっしゃる方も多くいらっしゃいます。でも、定期検診こそが「痛い思いをしなくて済む」ための一番の近道だと私たちは考えています。

たんぽぽ歯科(海老名・厚木)では、お一人おひとりのお口の状態に合わせた定期検診プランをご提案しています。海老名市・厚木市はもちろん、座間市・綾瀬市など周辺エリアからも多くの方にご利用いただいております。

こんな方はぜひ一度ご来院ください
  • 最後に歯科を受診したのが1年以上前の方
  • 定期検診に通いたいけれど、何から始めればいいかわからない方
  • 歯の痛みはないが、なんとなく気になることがある方
  • お子さまの歯を定期的に診てもらいたい方

「予防歯科」を通じて、皆さまの歯を一生涯守るお手伝いができれば幸いです。スタッフ一同、笑顔でお迎えいたします。


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